復活目指す元阪神の新人王に「目から涙」 2軍で打率.309…再起の夢つなぐ打棒

オイシックス・高山俊【写真提供:産経新聞社】
オイシックス・高山俊【写真提供:産経新聞社】

阪神を戦力外、昨季からオイシックスでプレー

 かつての新人王が、2軍で再起を狙っている。阪神時代の2016年に新人王を獲得するも、戦力外を受けて2024年からオイシックスでプレーする高山俊外野手が、泥臭くアピールを続けている。2軍ではわずかに規定打席に到達していないが、打率3割と好調な打撃を見せる。

 9日のヤクルト戦では7回に代打で出場。ヤクルト阪口の直球を捉えて一、二塁間を破り、かつて1軍で活躍していた頃を想起させる一打を見せた。ここまで2軍では打率.309(81打数25安打)。わずかに規定打席には届かないが、イースタン・リーグの首位打者を競える数字だ。

 明大時代に東京六大学リーグ新記録となる131安打を放ち、2球団競合の末、阪神に入団。1年目から球団新人最多となる136安打を放って新人王に輝いた。しかし、以降は出場機会が減り、2023年は初の1軍出場ゼロで戦力外に。昨季は2軍のオイシックスで97試合で打率.282と一定の成績は残した。

 代打での一打の動画を「DAZN」公式X(旧ツイッター)が公開すると「このフォームは紛れもなく……」「フォーム変わってなくて目から涙」「代打で阪神に戻ってこい!」「素晴らしい! 好調ですね」「高山がんばれ!」「元気そうでよかった」「今阪神に必要な代打」と応援コメントが続々と寄せられている。

【実際の動画】「このフォームは紛れもなく」元阪神の新人王・高山俊が代打で安打

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