鷹・嶺井が2HR&7打点…日ハム古林が“マダックス”、ロッテ3戦連続完封負け 11日パ

上沢は8回1失点…7回0封の隅田がリーグトップ5勝目
パーソル パ・リーグ公式戦が11日、3試合が行われた。日本ハムは楽天に4-0で勝利、ソフトバンクは7-1でオリックスに快勝、西武は10-0でロッテに大勝を飾った。
日本ハムの先発・古林睿煬投手は5回まで走者を1人も出さないパーフェクトピッチング。6回2死から初安打を許したが、その後もゼロに抑えた。一方の打線は初回先頭・吉田賢吾捕手の4号ソロで先制に成功。2回には、石井一成内野手1号2ランで追加点を挙げた。
8回のマウンドにも上がった古林は、わずか10球で3者凡退に仕留めると、最終9回表も危なげない投球で締め、4対0で試合終了。9回98球2安打無四死球7奪三振無失点の“マダックス”でNPB初完封を飾った。日本ハムは同一カード3連勝となった
一方敗れた東北楽天は、先発の岸孝之投手が6回104球7安打1四球3奪三振4失点の内容。打線も計2安打無得点と古林投手に抑え込まれ、4連敗を喫した。
ソフトバンクは2回、嶺井博希捕手が先制の2号2ランを放つと、4回にも嶺井が3号3ランの大爆発。さらに8回にも1死一、二塁から嶺井が2点適時二塁打を放った。投げては先発の上沢直之投手は8回96球4安打無四死球5奪三振1失点の好投。9回は杉山一樹投手が締めた。
嶺井は自身初の2打席連続弾を含む3安打、チームの全7得点を記録した。一方でオリックスは、先発・田嶋大樹投手が6回93球9安打無四死球5奪三振5失点と試合をつくれず。打線も3回以降は散発3安打に終わり、得点できなかった。
西武打線は3回、渡部聖弥外野手の適時打で先制。続くタイラー・ネビン外野手も2点適時二塁打を放ち、3得点を奪った。6回には古賀悠斗捕手が適時打を放った。先発の隅田知一郎投手はピンチを招きながらも、7回98球3安打2四球8奪三振の力投を見せた。
7回には中村剛也内野手の適時二塁打、源田壮亮の2点適時二塁打などで5得点をマーク。8回にも追加点を挙げ、今季初の2桁得点となった。勝利した西武は隅田がリーグトップの5勝目。源田と渡部聖がそれぞれ3安打を放った。
一方のロッテは、先発・石川柊太投手が6回92球7安打3四球2奪三振4失点。打線は藤岡裕大内野手が3安打も、計4安打無得点に終わり、3試合連続完封負けを喫した。なお、2年目・早坂響投手が8回にプロ初登板を果たしている。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)