選手も興奮「よく見ていました」 おさるのジョージ来場…ウキウキ始球式や撮影会も

西武・児玉亮涼(左)とおさるのジョージ【写真:PLM】
西武・児玉亮涼(左)とおさるのジョージ【写真:PLM】

3日は楽天モバイルパークへ、コラボぬりえを楽しむ子どもたちも

「おさるのジョージ」とパ・リーグ6球団のコラボグッズ発売を記念して、5日にベルーナドームにおさるのジョージが来場した。同日は「ファミリーフェスタ」期間中だったこともあり、大勢の家族連れでにぎわいを見せた。今回は、3日に楽天モバイルパーク宮城で行われたイベントの様子と併せて、元気いっぱいなジョージの姿をお届けする。

 コラボグッズ発売を記念して各球場を回っているジョージは、3日に楽天モバイルパークに足を運んだ。ジョージが仙台のスタジアムを訪れたのは、昨年に引き続き2回目。今年もスタジアムのあらゆる場所に登場し、イベントを盛り上げた。コラボグッズが並んだ特設テントには、ファンがひっきりなしに訪れる盛況ぶり。試合前には写真撮影会も開催された。

 ジョージはセレモニアルピッチに向けて、藤井聖投手とともに投球練習に励むと、試合前のフィールドでは、楽天イーグルスチアダンススクールに通う子どもたちと一緒にテレビアニメ「おさるのジョージ」の主題歌に合わせてダンスを披露。スマイルグリコパークでは、アニメ「おさるのジョージ」の上映会が実施されたほか、スタジアムで配布されたコラボぬりえを、その場で塗ることができるブースが設けられた。そこには、それぞれの個性を生かして、ぬりえを楽しむたくさんの子どもたちの姿があった。場所を移し、正面広場では、ジョージがスタジアムに詰めかけたファンとグリーティング。仙台でもたくさんの思い出ができたジョージだった。

5日はベルーナドームへ、ファン公言の西武・児玉と対面

 次にジョージが足を運んだのは、ベルーナドーム。5日の開場時刻になると、同日発売開始となった「おさるのジョージ」×パ・リーグ6球団のコラボグッズを求めてライオンズチームストアフラッグスには大勢の人が。1階入口から入ってすぐの場所に並んだコラボグッズを見るなり、「ジョージだ!」と満面の笑みで駆け寄る子どもたちも多く、陳列棚の前にはファンの方々が絶えず訪れていた。

 練習後のグラウンドでは、チームメートから「ジョージ」と呼ばれ、作品のファンであることを公言している児玉亮涼内野手とジョージが対面。さらに、元山飛優内野手からは「小さい時、よく観ていました!」と声をかけてもらい、とても嬉しそうなジョージだった。続いて、セレモニアルピッチに向けて、ブルペンで投球練習。ストライク投球に向けて意気込んでいたジョージは、1球目で大きな手応えを感じたようで、その後もウキウキな様子で15球ほど投げ込んだ。

 試合開始直前、いよいよセレモニアルピッチ本番。投球練習で好投を連発していたジョージは、緊張感が漂う本番のマウンドでも勝負強さを発揮。見事なノーバウンド投球を披露すると、球場から大きな拍手が送られ、ジョージは両手を大きく振って応えた。Lステージでは、コラボグッズの購入者を対象とした撮影会が行われた。参加者は、当日購入したコラボグッズをジョージにアピールしたり、話をしたり、思う存分ふれあいを楽しんだ。撮影会終了後、ジョージはステージ前方でグリーティングをして、ファンの方々との交流を深めた。

 最後は、7回表終了後のライオンズラッキーセブンに登場。球団応援歌「吠えろライオンズ」に合わせて、手拍子でチームにエールを送る。試合は、惜しくも0対2で西武が敗れたが、年齢や性別を問わず幅広い世代のファンと交流できたジョージは、充実した様子でベルーナドームを後にした。次回、ジョージは11日にエスコンフィールドに来場予定。ぜひコラボグッズを身につけて、元気いっぱいなジョージに会いに来てくださいね。

(「パ・リーグ インサイト」後藤万結子)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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