ジャッジに続き怪物右腕も…米国代表は「言い訳できない」 指揮官は大興奮「流れが変わった」

パイレーツのポール・スキーンズ【写真:ロイター】
パイレーツのポール・スキーンズ【写真:ロイター】

昨季の新人王、スキーンズがWBCの米国代表入り

 昨季の新人王、パイレーツのポール・スキーンズ投手が13日(日本時間14日)、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場することが決定。米メディアに出演した米国代表のマーク・デローサ監督は「彼の参戦で流れが大きく変わりましたよ!」などと興奮の様子でスキーンズの代表入りを発表した。

 米スポーツ局「MLBネットワーク」が5月13日(同14日)に投稿。登場したデローサ監督は「野球はマウンドに始まり、マウンドで終わると父に教わりました。私は誰に最初に電話をかけようか考えていました。『大物を狙ってやる』って気持ちでしたよ。決勝戦の先発を託したいと思える選手、いや、そうなると信じている選手が(参戦します)!」と、笑みを浮かべた。

 するとスキーンズもスタジオに登場。指揮官は最初に電話した際に留守番電話となったが、すぐに返信の着信があったという。「ポール(スキーンズ)、ドリームチームを作れるように頑張る。ドリームチームが作れたら、君はローテ入りする」とラブコールを送ると、スキーンズも「I’m in(参加するよ)」と返答したことを明かした。

 WBCの米国代表はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が主将に決定。“エース”と“4番”が参加。スキーンズは2023年ドラフト全体1位指名でパイレーツ入りし、昨季メジャーデビュー。23試合登板で11勝3敗、防御率1.96の成績で新人王を獲得した。今季は開幕前からサイ・ヤング賞の最有力候補に挙げられ、ここまで9試合登板で3勝4敗、防御率2.63の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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