鷹加入の秋広「実感が湧いていない」、大江「聞いた時はフワフワ」…移籍後会見で胸中明かす

入団会見に臨んだソフトバンク・秋広優人(左)と大江竜聖【写真:竹村岳】
入団会見に臨んだソフトバンク・秋広優人(左)と大江竜聖【写真:竹村岳】

リチャードとトレードで加入…背番号は秋広が「52」、大江「29」

 巨人とのトレードでソフトバンクに加入した秋広優人内野手と大江竜聖投手が14日、みずほPayPayドームで入団会見を行った。秋広は「まだ実感が湧いていないという感じ」と、電撃トレードから2日経ってもまだ驚きが続いていることを明かした。

 秋広と大江はともに二松学舎大付高出身。12日にリチャード内野手との交換トレードが発表されていた。秋広は3年目の2023年に121試合に出場し、111安打、10本塁打41打点とブレークしたが、今季はわずか5試合で打率.143。本塁打、打点はゼロだった。

 高い期待を受けていたが、電撃トレードで移籍が決定。「言われた時はすごいびっくりした」と率直な思いを明かし、「まだ実感が湧いていないという感じもあるので。挨拶していって名前と顔を覚えてもらいたいと思います」と笑顔になった。

「ジャイアンツでは2軍でも1軍でも思うようにいかなかったので、トレードをいいタイミングにして1軍で活躍したいなと思います」と秋広。もちろん、巨人で結果を残したい気持ちもあるが、対戦となれば「プロ入って育ててくれた球団なので、試合になったらそこは違うと思うのでチャンスがあったら打ちたいなと思います」と闘志を燃やした。

 東京から離れた新天地にはなるものの、顔なじみの選手もいるようだ。「柳田さんとはキャンプで坂本勇人さんと食事に連れて行ってもらった。連絡はさせてもらった。よろしくお願いしますと伝えたら、『よろしく』と言われたのでこれから頑張りたいなと思います」と、柳田悠岐外野手に挨拶したことも明かした。

 大江は2016年ドラフト6位で入団。2020年には43試合、翌2021年には47試合に登板。昨季は16試合の登板ながら、防御率2.63と中継ぎとして活躍していた。今季は1軍登板はゼロ。2軍では11登板で防御率4.40だった。大江は「聞いた時はフワフワしたんですけど、PayPayドームに来た時に『来たんだな』と実感が湧きました」と話した。

 また、昨オフに国内FA移籍した甲斐拓也捕手の人的補償で移籍した伊藤優輔投手からは「決まった時にすぐに連絡してくれて『なんでも聞いてくれ』と言ってくれました」。古巣巨人については「お世話になったチームでもあるので。結果で感謝を、恩返ししたいと思います」と前を向いた。

(Full-Count編集部)

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