日ハム山崎が8年ぶり完封勝利…西武は単独2位浮上、オリ助っ人好投も援護なく 16日パ

ロッテ戦に先発した日本ハム・山崎福也【画像:パーソル パ・リーグTV】
ロッテ戦に先発した日本ハム・山崎福也【画像:パーソル パ・リーグTV】

楽天・堀内謙伍捕手がプロ1号

 パーソル パ・リーグ公式戦が16日、3試合が行われた。日本ハムはZOZOマリンスタジアムでロッテに8-0で勝利。西武はベルーナドームで行われたオリックス戦に3-0、楽天はみずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦に5-0で白星をあげた。

 日本ハムは初回、1死一、二塁の好機から清宮幸太郎内野手、万波中正外野手の2者連続適時打が生まれる。なおも1死満塁から、石井一成内野手が犠飛を放ち、3点を先行した。4回には細川凌平内野手の適時打で1点追加。7回には水野達稀内野手の3号3ランが生また。

 援護を受けた先発の山崎福也投手は順調にアウトを重ね、9回のマウンドへ。2死から安打を浴びながらも無失点で締め、9回122球7安打無四死球7奪三振無失点で2017年7月10日以来、自身約8年ぶりの完封勝利を収めた。

 一方のロッテは、先発の田中晴也投手が6回6安打4四球5奪三振4失点と試合をつくれず。今季3度目の対戦となった日本ハム戦で初黒星を喫した。打線も散発7安打無得点と山崎を攻略できなかった。

 西武は初回、西川愛也外野手の安打を放ち、2死からタイラー・ネビン内野手の適時打で先制に成功。2回には西川が適時三塁打を放ち、早々に3点を上げた。先発の渡邉勇太朗投手は4回まで1安打投球。その後もゼロを並べ、7回89球3安打1四球4奪三振無失点でマウンドを降りた。

 8回以降はコナー・ウィンゲンター投手、平良海馬投手がそれぞれ3者凡退でつなぎ、3-0で試合終了。この勝利でチームは単独2位に浮上した。渡邉が2勝目、西川、ネビンが3安打をマークした。一方で敗れたオリックスは、先発のアンダーソン・エスピノーザ投手が8回124球7安打2四球9奪三振3失点(自責点1)の好投も、今季初白星はならず。完封負けを喫した。

 楽天は初回、1死から辰己涼介外野手の2号2ランで先制。5回には3連打で1点を追加した。先発の藤井聖投手は要所を締める投球で、5回までを無失点に抑える。6回には堀内謙伍捕手にプロ初アーチとなる2ランが生まれた。

 6回は加治屋蓮投手が無失点でつなぐも、7回に藤平尚真投手が2安打1四球で1失点。それでも8回は西口直人投手、9回は鈴木翔天投手がつなぎ、5-1で試合終了。藤井は5回98球5安打3四死球4奪三振無失点で今季初勝利を挙げた。

 敗れたソフトバンクは、先発の有原航平投手が6回111球7安打3四死球5奪三振5失点。2本塁打で4失点と一発に泣いた。打線は8イニング連続で走者を出したが、得点にはつながらず。勝率5割復帰はおあずけとなった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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