元ド軍“功労者”がブチギレ… 飛び出したFワード、逆上する審判の退場宣告が物議

審判の態度に実況やファンも苦言
【MLB】Rソックス 2ー0 メッツ(日本時間21日・ボストン)
昨季はドジャースのワールドシリーズ制覇で胴上げ投手となり、今季はレッドソックスでプレーするウォーカー・ビューラー投手が、審判の判定に激怒し、退場処分となった。その時に見せた球審の振る舞いを巡り、ファンの間で議論が巻き起こっている。
問題の場面は、20日(日本時間21日)に本拠地で行われたメッツ戦で起きた。3回にフアン・ソト外野手への2球目がボールと宣告されたことにビューラーは不満げな態度を示すと、マイク・エスタブルック球審の方が腹を立てたような態度でマウンドに歩み寄り始めた。これにビューラーも応戦し、捕手が制止に入ったところで退場が宣告された。Fワードも飛び出すなど、怒り心頭だった。
この騒動には地元テレビ局「NESN」も放送内で問題視。実況が「マイク・エスタブルック審判に火が付いた」と話すと、解説者も「明らかにストライクだったから、(ビューラーは判定に対して)一言二言(文句を)言っている。だから、マウンドから(ビューラーが)何かを言うのは理解できる。でも(球審が)マスクを外すととても挑発的で挑戦的になる。そして、事態がエスカレートしていく」と苦言を呈した。
さらに、SNSでもファンから「これ以上のストライクはない」「彼(ビューラー)は間違っていない」「審判が煽って先発投手を退場させるなんてどういうこと」「ロボット審判が待ちきれない」「誤審なのに選手を退場させるなんて理解できない」「審判を退場させるべき」「これは審判のミスがひどいわ、そんなにキレてるわけでもないのに審判の方から喧嘩仕掛けてる感じ」「文句言う選手もアレだけど審判が試合壊すなよ……」など、ビューラーに対して同情的な意見が出る事態となっている。
なお、ビューラーはドジャースに所属した昨季も、球審の判定に抗議して一触即発の状態になっていた。