大谷翔平は「とても投げたがっている」 ド軍指揮官が1日の「ライブBP」登板を示唆

ライブBPに登板したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ライブBPに登板したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

公式戦の復帰登板では「球数制限を設ける」

【MLB】ドジャース ー ヤンキース(日本時間31日・ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は30日(日本時間31日)、本拠地でのヤンキース戦前に報道陣の取材に応じ、早ければ31日(同6月1日)にも2度目となる打者相手の投球練習「ライブBP」を行う方針であることを明かした。

 ロバーツ監督は「彼はとても投げたがっていると思う。間違いない。先週は正しい方向、そしていい形で踏み出すことができた」とコメント。ライブBPについて「おそらく明日(日本時間1日)になるだろう。前進し続けている。目に見える明白な形で現れているから、彼はもっとエキサイティングに感じているだろう」と期待を寄せた。

 大谷は25日(日本時間26日)、敵地でのメッツ戦前に641日ぶりの打者相手の登板となる1回目の「ライブBP」に登板。22球を投げて最速97マイル(156.1キロ)を計測した。ロバーツ監督は「個人的に今は投げたあとの(身体の)状態だけを気にしている。私たちは制球面をあまり気にしていない。前回登板ではスピードが(戻ってきたことを)証明してくれた」と言及。「ペースが上がれば、制球面や球種の精度も上がるだろう。今は(投手大谷を)作り上げて、固めている段階」と調整のプランを語った。

 エンゼルス時代の2023年9月に右肘を手術した大谷は当初、5月の復帰登板が見込まれていたが、現時点では7月15日(同16日)のオールスター戦後になる見通し。指揮官は復帰へのプロセスについて「手術から回復する時間を考慮して、私たちはこのペースアップを慎重に行っている」と説明。公式戦の復帰登板では「現時点では具体的な数字はわからないけど、球数制限は設ける。出来るだけ投げさすということは間違いなくさせない」と述べた。

(Full-Count編集部)

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