ド軍退団の夫を「誇りに思う」 夫人会でも話題の才女が綴った感謝「決して忘れません」

夫は10年近く過ごしたドジャースを去り、エンゼルスへ
ドジャースをDFA(事実上の戦力外)となり、エンゼルスと契約したクリス・テイラー外野手の妻メアリーさんが29日(日本時間30日)、夫が10年近くプレーしたドジャースに対し、自身のインスタグラムに感謝の思いを記した。
34歳のテイラーは2014年にマリナーズでメジャーデビュー。2016年途中にドジャースへトレード移籍し、2017年からレギュラーに定着。同年に140試合出場で打率.288、21本塁打、72打点とブレークし、リーグ優勝決定シリーズではMVPに輝いた。2020年、2024年と2度のワールドシリーズ制覇に貢献。2021年にはオールスター戦に選出された。
しかし、その後は徐々に出場機会を減らし、今季ドジャースでの出場は28試合。打率.200、0本塁打、2打点と存在感を示せなかった。ドジャースは18日(同19日)にテイラーのDFAを発表し、エンゼルスは26日(同27日)に1年76万ドル(1億850万円)で契約した。
ハワイ出身で日本人の祖母を持つメアリーさんは、自身のインスタグラムに同僚から祝福を受けるテイラーの写真を投稿。「クリス、あなたがドジャースで過ごした9シーズンあまりを、これ以上ないほど誇りに思います。あなたはフィールド内外でとてつもない瞬間がありすぎて、私は決して忘れません(でも、一番の思い出は『el compadre』であなたに会えたことです)」と夫をねぎらった。
続けて「長きにわたりクリスとCT3財団を支えてくれたドジャースファミリーとファンの皆さん、ありがとうございました。そして、私の生涯の友となった、かつての、そして今のドジャー・ガールズ(奥さまと彼女たち)にも感謝します」とチーム関係者に感謝の気持ちを伝えた。
メアリーさんは2022年12月に結婚。名門の南カリフォルニア大学院を卒業し、弁護士資格も持つという才女でもある。大谷翔平投手の妻・真美子さんも参加する夫人会のインスタグラムにも、たびたび登場して話題を集めていた。
(Full-Count編集部)