ジャッジが攻守で存在感 ブーイング受けるも特大19号→美技炸裂、大谷翔平の前で躍動

第1打席ではバックスクリーン弾
【MLB】ドジャース ー ヤンキース(日本時間31日・ロサンゼルス)
打撃だけでなく守備でも魅せた。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が30日(日本時間31日)、敵地で行われたドジャース戦の3回の守備で安打性の打球をダイビングキャッチ。第1打席での19号に続き、好守でも敵地を騒然とさせた。
「2番・右翼」で先発出場。3点リードの3回1死、テオスカー・ヘルナンデス外野手が右中間を破りそうな痛烈な打球を放ったが、ジャッジは飛び込んで好捕。3回までに両軍5本塁打が飛び出す乱打戦となったが、ドジャース打線に勢いを与えない好プレーだった。
初回1死の第1打席では、打席に立つと敵地のファンからは強烈なブーイングを浴びた。だが、トニー・ゴンソリン投手の3球目89.7マイル(約144キロ)の直球をバックスクリーンまで運ぶ飛距離446フィート(約135.9メートル)の特大弾で敵地を圧倒。攻守で圧倒的な存在感を見せつけている。
昨年のワールドシリーズでも激突した両チームの今季初対決。ワールドシリーズでジャッジは打率.222、1本塁打と低迷。第5戦では平凡な飛球を落球して逆転負けのきっかけを生み、チームも1勝4敗で惨敗しただけに、まずは今季初戦でリベンジとなるだろうか。