ド軍ベッツ、足の指を骨折か　地元紙記者が報じる、IL入りは否定もMVPトリオ対決は消滅

急遽スタメンを外れる

【MLB】ドジャース 8ー5 ヤンキース（日本時間31日・ロサンゼルス）

　左足のつま先を負傷し、30日（日本時間31日）のヤンキース戦で先発を外れたドジャースのムーキー・ベッツ内野手について米記者が「足の指を骨折した」と報じた。一方、試合後にデーブ・ロバ―ツ監督は負傷者リスト（IL）入りは否定した。

　地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のディラン・ヘルナンデス記者はX（旧ツイッター）に「ムーキー・ベッツは、足の指を骨折したが、数日で復帰できる見込みだと言った」と試合後に投稿した。暗闇の中でバスルームに向かった際に、つま先を壁にぶつけたと本人は明かしており、「ただ痛いだけだよ」と語っていたという。

　ロバーツ監督は試合後に「まだはっきりわかってません。X線検査を実施しましたが、結果をまだ聞いていないです」とコメント。「足の指の先っぽ。痛みにどれくらい耐えれるかになってくると思います。ILには入らないと思いますが、このシリーズは欠場して、大事な場面で代打として出られればと思います。様子見の状態です」と説明した。自宅で負傷したといい、同日の試合前の時点では靴を履くのが難しい状態だったと明かしていた。

　同日のヤンキース戦では「2番・右翼」にはテオスカー・ヘルナンデス外野手が、「9番・遊撃」にはミゲル・ロハス内野手が入った。ベッツは今季53試合に出場し、打率.254、8本塁打、31打点、5盗塁。試合前にロバーツ監督は「長期の離脱になるとは思っていない」と話していた。

　また、米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者はX（旧ツイッター）に「（ヤンキースとの）シリーズの残りを欠場するが、デーブ・ロバーツはIL入りは必要ないと考えている」と投稿。ドジャースはベッツの他にMVP経験者として、大谷翔平投手とフレディ・フリーマン内野手を擁し、ヤンキースにもアーロン・ジャッジ外野手、コディ・ベリンジャー外野手、ポール・ゴールドシュミット内野手がいることから「MVPトリオ」の豪華対決が期待されたが、今カードでの実現は消滅した。

（Full-Count編集部）