ドジャースとヤンキースで野手が登板 珍事に球場騒然…ヤ軍野手は3失点もキケは無失点

ドジャースは9回のマウンドに“キケ”が登板した
【MLB】ドジャース 18ー2 ヤンキース(日本時間1日・ロサンゼルス)
ドジャースの“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が31日(日本時間6月1日)、18-2の大量リードの9回に登板した。ヤンキースも8回の守備で野手が登板しており、両軍の野手が投げる異例の珍事となった。
昨年のワールドシリーズ再現カードでまさかの事態が発生した。初回からド軍打線が大爆発。ヤンキースは13点ビハインドの8回にパブロ・レイエス内野手がマウンドに。メジャー5度目の登板となった。
レイエスはクイックモーションからのスローボールなど、工夫しながらの投球を披露。しかし、ドジャース打線は容赦なく襲い掛かり、ダルトン・ラッシング捕手がメジャー初本塁打を放つなど5安打を浴びせて3得点を挙げた。
大量の16点リードとなったドジャースの9回のマウンドにはキケが今季2度目の登板。先頭打者に左翼線への二塁打を許したが、後続を断って無失点で試合を締めた。メジャーでは一方的な得点差ついた終盤に野手が登板することは、稀に見られる。