記者殺到で会見入れず「oh…」 米記者ため息、大谷vsジャッジで“異例の光景”

ヤンキース戦で22号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ヤンキース戦で22号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

昨年のWSの再戦…名門同士の今季初対戦にメディア大集結

【MLB】ドジャース 8ー5 ヤンキース(日本時間31日・ロサンゼルス)

 ドジャースとヤンキースの今季初対戦となる3連戦カードが30日(日本時間31日)、ドジャースタジアムで幕を開けた。昨年のワールドシリーズと同じ顔合わせで、昨年の両リーグのMVPである大谷翔平投手とアーロン・ジャッジ外野手が激突する一戦とあって、メディアが大集結。試合後には“珍事”も起こった。

 試合開始5時間前から、ドジャース側のベンチ前には多くのカメラマンや記者が集結。中継用の特設ステージが2個も設置され、ステージ以外でもレポーターがカメラに向かって試合の見どころを伝えていた。ジャッジがフリー打撃を行っている時には、大谷がキャッチボールに登場。これにはカメラマンもてんやわんやだった。

 スタンドには5万3276人の観客が集結し、チケットは完売。初回にジャッジが19号を放てば、大谷が21号、22号と2本のアーチをかけ、注目の2人が期待通りの活躍を見せた。

 試合後、ドジャース側では大谷が取材対応。ヤンキースのロッカーもジャッジ、アーロン・ブーン監督のコメントを求めて多くの記者が訪れた。ブーン監督は監督室での会見となったが、20人以上集まった記者にスペースが用意できず、一部の記者は入れない形に。遅れてやってきた番記者は「oh……」とため息をつくしかなかった。

ドジャース-ヤンキース戦前に“集結”するメディア【写真:荒川祐史】
ドジャース-ヤンキース戦前に“集結”するメディア【写真:荒川祐史】

 両リーグのMVPが同じ試合で本塁打を放つのは22年ぶり2度目で、同じイニングでは史上初となった。ドジャース側もヤンキース側も、選手と監督には大谷とジャッジに関する質問が飛び、注目度の高さがうかがえた。現代のメジャーリーグを背負って立つ2人の直接対決が、あと何度見られるのか。残る2試合も、目が離せない。

【実際の様子】大谷vsジャッジで報道陣殺到…起きた“異様な光景”

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