日本ハムが劇的勝利で3連勝、貯金9で交流戦へ 西武は接戦制す…1日パ結果

サヨナラ本塁打を放った日本ハムのフランミル・レイエス【画像:パーソル パ・リーグTV】
サヨナラ本塁打を放った日本ハムのフランミル・レイエス【画像:パーソル パ・リーグTV】

楽天は完封リレーでソフトバンクに快勝

 パーソル パ・リーグ公式戦が1日、3試合が行われた。日本ハムはロッテに1-0でサヨナラ勝利、楽天はソフトバンクに3-0で快勝、西武はオリックスに3-2で逆転勝利した。

 日本ハムの先発・北山亘基投手は初回、2者連続三振を含む3者凡退で立ち上がると、以降は走者を背負いながらも要所を締める投球を見せた。7回は安打と四球で2死一、三塁のピンチを招いたが、友杉篤輝内野手を遊飛に打ち取り、7回117球5安打2四球6奪三振無失点で降板。8回からは孫易磊投手、河野竜生投手が無失点でつないだ。

 打線は、8回まで2安打と相手先発・オースティン・ボス投手に苦戦。しかし、タイロン・ゲレーロ投手に代わった直後の9回、フランミル・レイエス外野手が右翼席へ11号ソロを放ち、サヨナラ勝利を収めた。日本ハムは同一カード3連勝で貯金「9」となった。

 敗れたロッテは、打線が7安打無得点と日本ハム投手陣を攻略することができず、好投のボスを援護することができなかった。

 楽天は初回、1死一、二塁の好機をつくると、マイケル・フランコ内野手が適時打を放ち先制。4回には小深田大翔内野手に適時打が飛び出し、リードを3点に広げた。

 先発の藤井聖投手は、5回まで3度、相手打線を3者凡退に抑える好投。味方の守備にも助けられ、8回1死まで得点を許さずリリーフに後を託した。9回は藤平尚真投手が1死一、二塁のピンチを招くも無失点で切り抜け完封勝利。藤井は2勝目を手にした。

 ソフトバンクは、先発・松本晴投手が4回途中まで80球6安打4四死球5奪三振3失点と試合をつくれず。打線は柳町達外野手、近藤健介外野手が2安打を放つも得点機を活かすことができなかった。

 西武は1点を追う5回、西川愛也外野手が4号ソロを放ち同点。両チーム2-2で迎えた9回は1死二、三塁のチャンスをつくると、外崎修汰内野手の一塁ゴロの間に三塁走者が生還し勝ち越した。

 先発・與座海人投手は3回に2ランを浴びたものの、それ以降は粘りの投球。7回以降は山田陽翔投手、甲斐野央投手でつなぐと、勝ち越した直後の9回は守護神・平良海馬投手が締めくくった。

 敗れたオリックスは、先発・曽谷龍平投手が8回113球3安打2四球7奪三振2失点(自責点1)の快投を見せるも、打線が廣岡大志内野手の4号2ランのみに終わり、左腕に応えることができなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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