「私ならオオタニを選ぶ」 最強論争に一票…696発男が称賛、ジャッジにはない武器

MLB通算696発の“A-ROD”がコメント
どちらが上なのか、果てしない議論にレジェンドが私見を述べた。ドジャースの大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の“最強打者論争”を巡り、ヤンキースの大物OBが「もし1人だけ選ぶとしたら……」と見解を示した。
昨年のワールドシリーズでも激突したドジャースとヤンキースは、30日(日本時間31日)からドジャースタジアムで3連戦を戦っている。米スポーツ局「FOXスポーツ」の中継でも2人の話題が持ち上がり、ヤンキース一筋で通算3465安打のデレク・ジーター氏、レッドソックスで“ビッグパピ”の愛称で親しまれた通算541本塁打のデビッド・オルティス氏ら大物が議論。メジャー歴代5位の通算696本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏が自身の考えを述べた。
ロドリゲス氏は「彼らは最高のアスリートの中の2人です。野球というスポーツだけではなく、世界のどのスポーツにおいても、です」と2人を称賛。「彼らのやっていることに文字通り、何度畏怖の念を抱いたことでしょう。素晴らしいことです」と語った。
その上で「もし1人だけ選ぶとしたら、私ならオオタニを選びます」と答えた。理由として昨年に記録した59盗塁の内容に言及。「彼は9度、三盗をしました。(もし大谷と対戦する投手なら)四球は出せません。自動的に二塁打になるからです。なので、僅差でショウヘイ・オオタニです」と説明。現役通算329盗塁を記録した5ツールプレーヤーらしい見解だ。メジャートップタイの22本塁打を記録する打棒を警戒して四球を出そうものなら、待っているのは盗塁の脅威。打席でも塁上でも力を発揮する大谷の恐ろしさを物語っている。
(Full-Count編集部)