ド軍に屈辱の“18失点惨敗”「最悪だ」 トイレに響いたドデカいため息…ヤ軍が果たせぬリベンジ

ドジャース戦に出場したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:荒川祐史】
ドジャース戦に出場したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:荒川祐史】

先発のウォーレンは2回途中7失点KO…ド軍相手に連敗

【MLB】ドジャース 18ー2 ヤンキース(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ヤンキースは5月31日(日本時間6月1日)、敵地でのドジャース戦に2-18で大敗した。昨年のワールドシリーズの“リベンジ”を懸けた一戦だったが、むなしくもカード負け越しが決定。名門球団のロッカーには重い空気が漂っていた。

 先発した25歳のウィル・ウォーレン投手はいきなり5安打を浴びて4失点。2回には2者連続の四球からマンシーに3ランを浴びてノックアウトされた。試合後にウォーレンは、「甘い球を真ん中に投げてしまった」と反省。この試合の内容については「ちゃんと受け止める。つらいし、最悪だ。チームを裏切ってしまった」と語り、ロッカールームの椅子に座って呆然としていた。

 4回にもマーク・ライターJr.投手が2死を奪ったのみで4失点し、試合を決定づけられた。MLB公式サイトのヤンキース番ブライアン・ホック記者は、大差のついた8回、大きなため息をつきながらトイレへ入っていった。

 アーロン・ジャッジ外野手は前日の19号に続いて20号、21号と2本塁打の活躍を見せたが、チームが挙げたのはその2得点のみ。アーロン・ブーン監督はドジャースの打線について「手ごわい相手だ。この2試合で我々相手にいい打撃をしてくる。明日はやり返さないといけない」と、なんとか前を向いた。

 明日のカード最終戦は防御率1.97の山本が立ちはだかる。このままロサンゼルスを去るわけにはいかない。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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