ド軍キケは「エンターテイメント」 ヤ軍戦で起きた珍事にX熱視線「超最高だった」

9回に登板したドジャースのエンリケ・ヘルナンデス【写真:荒川祐史】
9回に登板したドジャースのエンリケ・ヘルナンデス【写真:荒川祐史】

内野手のE・ヘルナンデスが16点リードの9回に登板し無失点

【MLB】ドジャース 18ー2 ヤンキース(日本時間1日・ロサンゼルス)

 9回のマウンドに上がった“投手”に日本ファンは騒然となった。31日(日本時間6月1日)のドジャース-ヤンキース戦、18-2とドジャースが大量リードした最終回に“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が登板。まさかの野手登板に「キケさんドヤってるw」「投手顔負けのピッチングしてて草」「ドジャースNo.1クローザー(野手)」とファンの称賛コメントが並んだ。

 初回からドジャース打線が爆発。大谷翔平投手が右腕ウォーレンから放った痛烈な右前打を口火に、5安打3四球で4点を先制した。2回にもマックス・マンシー内野手の5号3ランなどで6点を奪い、2回を終わって10点リードの一方的な展開となった。

 18-2で迎えた9回、デーブ・ロバーツ監督はキケをマウンドへ。ヘルメットをかぶってマウンドに上がったキケは先頭打者に左翼線への二塁打を許したが、後続を断って無失点。点差が開いているとはいえ強力ヤンキース打線を抑えた“右腕”に本拠地は歓声に包まれた。

 投球を見守った日本のファンは「ヤンキース打線を抑え込むキケ凄すぎ」「世界一のユーティリティプレイヤー」「いつも楽しませてくれる」「これぞエンターテイメント」「超最高ゲームだった」「キケのドヤ顔がジワるなぁ」と今季2度目の登板となったキケを称えた。

 一方的な展開となったこの試合、ヤンキースも8回にパブロ・レイエス内野手が登板。ダルトン・ラッシング捕手がメジャー初本塁打を放つなど、メジャー5度目の登板となったレイエスから3点を奪った。両チームともに野手が登板する“異例の珍事”で、昨年のワールドシリーズ再現カード2戦目は幕を閉じた。

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