投手・大谷の早期復帰に“No” 696発男が否定的見解「リスクと報酬が合っていない」

「もし怪我をしてIL入りしてしまえばシーズン終了になってしまいます」
ドジャースの大谷翔平投手は、5月31日(日本時間6月1日)に実戦形式の投球練習「ライブBP」を行った。投手復帰に向けて歩みを進めているが、元ヤンキースでメジャー歴代5位の通算696本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏は早期復帰に否定的な見解を示した。
米放送局「FOXスポーツ」の動画では、ロドリゲス氏が「殿堂入りしているジョン・スモルツと一緒に夕食をとったのですが、その際にある選手について話題に挙がりました。彼は2023年、誰よりもいい球を投げていたと発言していました。球だけでなく、抜群の才能も持ち合わせています」と大谷について語りだした。
そして「でも、もし怪我をしてIL(負傷者リスト)入りしてしまえばシーズン終了になってしまいます。私の見解では、リスクとリターンが割に合っていないのです」「彼は技巧派の投手ではありません。パワーピッチャーなんです。速球、スピードのあるスライダー、スプリットで組み立てる投手です。すでに2度、肘の手術している上に、ワールドシリーズで(負傷して)肩の手術もしています。私であればオフシーズン期間の全てとスプリングトレーニングを使って、肉体的にも精神的にも準備をさせます」とも。投手としても超一流だけに、慎重な姿勢だった。
(Full-Count編集部)