マ軍捕手が23号…大谷翔平抜きメジャー単独トップ 技あり先制弾に本拠地熱狂

マリナーズのローリーが0-0の7回1死から低めのカーブを右翼席に運んだ
【MLB】マリナーズ ー ツインズ(日本時間2日・シアトル)
マリナーズのカル・ローリー捕手が1日(日本時間2日)、本拠地で行われたツインズ戦に「4番・捕手」で先発出場し、第3打席に2試合連発となる23号ソロを放った。ドジャースの大谷翔平投手を抜き、メジャー単独トップに立った。
第1打席は投ゴロ、第2打席は空振り三振に倒れていたローリーが本拠地を熱狂に包んだのは、0-0の7回1死だった。見逃せばボール球という初球の低めのカーブを拾い上げ、最後は右手一本で右翼席へ。投手戦を打ち破る一発は打球速度106.9マイル(約172キロ)、飛距離362フィート(約110メートル)、角度28度だった。
28歳捕手は、試合前時点で57試合で打率.264、22本塁打、44打点、OPS1.011と存在感を放っている。ア・リーグの本塁打争いでは、この時点でアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)に2本差をつけた。