山本由伸、今季最短の4回途中4失点 7勝目ならず…3回までに77球、防御率はリーグ3位後退

3回、ライスに2ランを浴びたドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
3回、ライスに2ランを浴びたドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

初回から制球に苦しむ…ジャッジとの対戦は2打数無安打1四球

【MLB】ドジャース ー ヤンキース(日本時間2日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのヤンキース戦に先発。3回2/3を投げて7安打2奪三振4失点で、今季7勝目はお預けとなった。防御率は2.39となり、リーグ3位に後退した。

 初回から球数を要した。1死からグリシャムに中前打を許すと、ジャッジは一邪飛に打ち取って2死としたが、ライスに四球を与え、一、二塁からドミンゲスに左前適時打を許した。その後は四球で満塁のピンチを背負ったが、ウェルズを二ゴロに仕留めた。初回には28球を投じた。

 2回は先頭のラメイヒューに右前打を浴びるなど1死三塁としたが、後続を断った。3回は先頭のジャッジを歩かせると、ライスにバックスクリーンへの2ランを被弾。その後も連打を浴び、ワイルドピッチで4点目を奪われた。3回を終え、球数は77球だった。

 4回は先頭のゴールドシュミットに安打を許し、グリシャム、ジャッジを打ち取ったところで降板となった。今季は過去11回の登板すべてで5回を投げていたが、今季最短での降板となった。ジャッジとの対戦では、一邪飛、四球、中直で2打数無安打1四球だった。

 前回登板となった26日(同27日)のガーディアンズ戦では6回2失点で6勝目をマーク。試合前の時点では6勝3敗、防御率はリーグ2位の1.97となっていたが、この日の投球で防御率は2.39となり、リーグ3位になった。

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