山本由伸、今季最短KOで4敗目 ベンチで呆然…ヤ軍相手に乱調、防御率2.39に悪化

ヤンキース戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
ヤンキース戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

防御率は2.39でリーグ3位に後退した

【MLB】ヤンキース 7ー3 ドジャース(日本時間2日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのヤンキース戦に先発。3回2/3を投げて7安打2奪三振4失点の内容で、今季4敗目を喫した。今季初めて5回を投げ切れず、ベンチでは呆然。防御率は2.39でリーグ3位に後退した。

 初回から球数を要した。1死を奪い、続くグリシャムにはフルカウントから中前打を許した。ジャッジは一邪飛に打ち取って2死としたが、ライスに四球を与え、一、二塁からドミンゲスに初球を左前適時打とされた。その後はピンチを切り抜けたものの、スプリットの制球が乱れていた。

 味方が同点に追いついて迎えた3回は先頭のジャッジを歩かせると、ライスにバックスクリーンへの2ランを被弾。その後も連打を浴び、ワイルドピッチで4点目を奪われた。

 3回を終えて77球という苦しいマウンド。4回は先頭のゴールドシュミットに安打を許し、グリシャム、ジャッジを打ち取ったところで降板となった。96球を投じ、被安打7も今季ワーストとなった。

 今季は過去11回の登板すべてで5回を投げていたが、今季最短での降板となった。ベンチに腰かけた山本は呆然とした表情で、大谷と悔しげな様子で会話していた。

 前回登板となった26日(同27日)のガーディアンズ戦では6回2失点で6勝目をマーク。試合前の時点では6勝3敗、防御率はリーグ2位の1.97となっていたが、この日の投球で防御率は2.39となり、スキーンズ(パイレーツ)の2.15に次いでリーグ3位になった。

 ドジャースは連勝が2でストップ。昨年のワールドシリーズで激突したヤンキースとの3連戦カードを2勝1敗で終えた。

(Full-Count編集部)

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