まだあった大谷翔平と他選手の“違い”「彼が唯一です」 審判が証言、心に残るさり気ない配慮

相手捕手だけでなく審判にも
【MLB】ヤンキース 7ー3 ドジャース(日本時間2日・ロサンゼルス)
また一つ、他選手との違いが明らかとなった。1日(日本時間2日)に本拠地で行われたヤンキース戦で、ドジャースの大谷翔平投手の礼儀正しさを伝える逸話が、試合中継の中で明らかにされた。投打二刀流の活躍でMLB史に数々の記録を生んだ唯一無二の存在であることは周知の事実だが、それに加わる大谷の逸話となっている。
昨季のワールドシリーズの再戦となった同試合を、米スポーツ局「ESPN」が中継。同局の“重鎮”レポーターとして知られるバスター・オルニー氏が「トミー・エドマンに(試合中に)話した時のことを覚えているのですが、ショウヘイ・オオタニの一貫性について彼は話をしていました」と切り出した。
オルニー氏は続けて「審判の方たちが私に言ったことがあるのですが、オオタニは打席前に毎回、彼らに『Hi』と声をかけるメジャーリーグの打者は彼が唯一なんだそうです」と紹介。他の選手は最初の打席で捕手に挨拶をしたりすることはあるというが、大谷に関しては「毎打席前にそれをするんです」と強調した。
これまでも球場に落ちていたゴミを拾うなど、その人間性を高く評価されてきた大谷。打席前に敵軍監督に会釈をしたりする場面がTV中継でも常々映されるスポーツマンシップは、球界のファンを魅了する一つの理由になっているのは間違いない。
(Full-Count編集部)