グラスノーは「いつ復帰できるかわからない」 調整は一時停止、監督も“動揺”…15人IL

グラスノーは右肩の炎症で1日に60日間のIL入りへ移行
【MLB】ドジャース ー メッツ(日本時間3日・ロサンゼルス)
現在60日間の負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのタイラー・グラスノー投手について、デーブ・ロバーツ監督は2日(日本時間3日)、復帰時期について言及。「いつマウンドに復帰できるかわからない」と調整に遅れが出ていることを明かした。
グラスノーは4月27日(同28日)のパイレーツ戦で2回の投球練習中に異変を訴えて緊急降板。右肩の炎症のため、4月28日(同29日)にIL入りしていた。5月31日(同6月1日)に60日間のILへの移行し、復帰は6月下旬以降となった。
この日の本拠地でのメッツ戦前にメディア対応した指揮官は右腕について「今は一時停止している状態だ。キャッチボールをしているから、(正確には)一時停止ではないな。いつマウンドに復帰できるかわからない」と厳しい表情で述べた。
グラスノーの状態について「彼は違和感を感じている。なので、一時停止させた」と説明。肩か問われると「ああ」と返答。しかし、「いや、肩ではない。全体的に身体が(正常に)反応していないようだ。肩というのは却下してくれ」と“動揺”している様子も垣間見えた。
「タイラー(グラスノー)は私たちと同様に(復帰への)調整にフラストレーションを感じているだろう。復帰までの(調整が)一直線に進んでいない。彼はチームを助けたいと思っているんだ。ブルペンに入ったけど、身体が(いい)反応を示さなかった。なので、いつギアを上げさせるか私たちは考えている状況だ。彼は復帰したくて、ウズウズしている」
ドジャースは投手陣の離脱が相次ぎ、現時点で15人がIL入りしている。
(Full-Count編集部)