長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が死去 肺炎のため89歳…山口オーナー「言葉がみつかりません」

巨人の終身名誉監督・長嶋茂雄氏【写真提供:読売新聞社】
巨人の終身名誉監督・長嶋茂雄氏【写真提供:読売新聞社】

6月3日午前6時39分に…巨人軍などが発表

「ミスタープロ野球」として国民的な人気を博した巨人の長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で死去した。89歳だった。読売新聞グループや巨人軍などが発表した。

 葬儀・告別式は近親者のみで執り行われ、喪主は次女、三奈(みな)さん。後日にお別れの会が開かれる。日程、会場は未定となっている。

 長嶋氏は巨人一筋で17年間プレーし、通算2186試合に出場し8094打数2471安打の打率.305、444本塁打、1522打点だった。引退後も巨人の監督としてリーグ優勝5度、2度の日本一に導いた。

 日本代表の監督も務め、2013年には愛弟子の松井秀喜氏とともに国民栄誉賞を受賞した。2021年の東京五輪では聖火ランナーを務めるなど日本中から愛される存在だった。
 
○山口寿一オーナーのコメント

「悲報に接し、言葉が見つかりません。子どものころ、ジャイアンツといえば長嶋さんのチームでした。その思いは今も変わりません。『燃える男』の勝負強さと太陽のような明るさ。高度成長の時代を体現したスーパースターであり、野球界を牽引した『ミスタープロ野球』でした。病に倒れられた後も野球への情熱は衰えることがなく、最後まで東京ドームに来て、監督、コーチ、選手を激励してくださいました。長嶋さんの志は、後輩たちが受け継いでいきます。心よりご冥福をお祈りいたします」

(Full-Count編集部)

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