長嶋茂雄さん訃報…海外でも悲しみ広がる 英語やスペイン語で追悼続々「偉大な伝説が」

巨人一筋17年間で444本塁打、引退後は巨人監督として日本一2度
巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんが3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で死去した。89歳だった。読売新聞グループや巨人軍などが発表した。国民栄誉賞や野球界で初めて文化勲章を受けた偉大なスターの訃報は、日本にとどまらず海外のファンにも悲しみが広がった。
長嶋さんは巨人一筋で17年間プレーし、通算2186試合に出場して8094打数2471安打の打率.305、444本塁打、1522打点。引退後も巨人の監督としてリーグ優勝5度、2度の日本一に導いた。
SNS上では海外ファンが「どれだけの損失か言葉ではいい表わせない」「日本球界の偉大な伝説が亡くなってしまった」「史上最高の1人を失ってしまった」「彼はキャプテンであり、リーダーであり、パイオニアであり、勝者だった。ミスターベースボールが亡くなってしまった。シギー、ご冥福をお祈り申し上げます」「シゲオ・ナガシマは野球を国民的スポーツに引き上げたパイオニアだ。偉大な人物が亡くなってしまった」など追悼のコメントが相次いだ。
大谷は試合前に自身のインスタグラムを更新して、3月の東京シリーズで撮影した長嶋さんとのツーショット写真や和やかな雰囲気で話すカット、肩を組んでにこやかな笑顔をみせている計3枚の写真を載せ「心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼していた。
この投稿にランドン・ナック、カーラ・スミスさん、米スポーツ局「ESPN」の人気番組「スポーツセンター」などが反応。米トレーディングカード会社「トップス」は両手を合わせる絵文字を送った。また「本当に悲しい」「メキシコからご冥福をお祈り申し上げます」「パドレスファンを代表して(野球界の)父にご冥福をお祈り申し上げます」「ショウヘイ、今日は彼の為にプレーしてくれ」「安らかにお休みください」など英語やスペイン語のコメントも多くついていた。
(Full-Count編集部)