大谷翔平の特大23号も「沈黙してしまった」 延長持ち込むも惜敗…ド軍監督悔やむ

2点を追う7回2死から、飛距離129メートルの特大23号ソロ
【MLB】メッツ 4ー3 ドジャース(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地で行われたメッツ戦で3試合ぶりの23号ソロを放つなど4打数1安打2打点だった。デーブ・ロバーツ監督は「間違いなく(大谷の本塁打で)勢いづいた」と評価した。
大谷は初回の第1打席、3回の第2打席は空振り三振。0-2の5回2死一、二塁と一発逆転の好機で迎えた第3打席は外角チェンジアップに手を出し二ゴロに倒れた。しかし0-2の7回2死で迎えた第4打席、クラニックの初球のカーブを完璧に捉えて右翼ブルペンへ。打った瞬間に確信したように何度もうなずいた一発は、打球初速113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離424フィート(約129.2メートル)、角度38度だった。
1-2の9回1死一、三塁の第5打席は左犠飛。高く舞い上がった飛球がグラブに収まると、サヨナラアーチを期待した本拠地のファンからはため息が漏れた。この一打で同点に追いついたが、チームは延長10回の末に敗れた。
打線は先発のブラックバーンの前に5回まで散発3安打で得点できず。指揮官は「(相手投手は)いい球種、いい速球を持っていたので、そういう投手に対して沈黙してしまった」と悔しがった。
(Full-Count編集部)