大谷翔平、ド軍140年超の名門史を更新 23号で“前人未到”の領域…米記者も騒然

メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

打球初速113.9マイル、飛距離424フィート、角度38度の23号

【MLB】ドジャース ー メッツ(日本時間3日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地で行われたメッツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、7回の第4打席にメジャートップに並ぶ23号ソロを放った。MLB記者によると、140年以上を誇るドジャースの名門史で“最多”となったという。

 0-2の7回2死で迎えた第4打席、クラニックの初球のカーブを完璧に捉えた。大谷は打った瞬間に確信したのか、何度もうなずきながらダイヤモンドを一周した。打球初速113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離424フィート(約129.2メートル)、角度38度の一発だった。

 23号でカル・ローリー(マリナーズ)に並び両リーグトップに立っただけでなく、新たに記録も打ち立てたようだ。MLB公式のサラ・ラングス記者は直後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「ドジャース史におけるチーム最初の60試合での本塁打数」としてランキングを紹介。1955年のデューク・スナイダー(22本)、1951年のジル・ホッジス(21本)を抜き、今季の大谷が堂々のトップに立ったという。

 大谷はドジャースに加入した昨年も前人未到の「50本塁打&50盗塁」を達成するなど、いきなり伝説を樹立した。そして2年目はさらに本塁打ペースを上げ、再び球団史を塗り替える活躍を見せている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY