大谷翔平の23号にLA記者感銘「実に壮観」 ブルペンにズドン…衝撃弾に度肝抜かれる

右翼ブルペンに飛び込む129m弾
【MLB】ドジャース ー メッツ(日本時間3日・ロサンゼルス)
完璧な一発だった。ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地で行われたメッツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、第4打席に3試合ぶりの23号ソロを放った。LA記者は「実に壮観だった」と、衝撃弾に感銘を受けたようだ。
0-2の7回2死で迎えた第4打席、クラニックの初球のカーブを完璧に捉えて右翼席上段へ叩き込んだ。打った瞬間に確信したように、大谷は何度もうなずいた。打球初速113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離424フィート(約129.2メートル)、角度38度だった。
大谷は打った瞬間に手応えを得たのか、何度もうなずきながらダイヤモンドを一周。すると、米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は即座に自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニの今季23号は、424フィートを飛んだ。実に壮観だった」と目を丸くした。
23号はカル・ローリー(マリナーズ)に並び両リーグトップ。リーグではカイル・シュワーバー(フィリーズ)に4本差をつけ断トツだ。これで自己最多の62発ペースとなった。
この日の試合前には、親交のあった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんが死去した。大谷は試合前に自身のインスタグラムを更新。3月の東京シリーズで撮影した長嶋さんとのツーショット写真や和やかな雰囲気で話すカット、さらには肩を組んでにこやかな笑顔をみせている計3枚の写真も載せ「心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼していた。長嶋さんに捧ぐ一発となった。
(Full-Count編集部)