大谷翔平は「また満票になる可能性」 4度目MVPへ視界良好…MLBが驚いた“急加速”

メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

MLB公式のMVP模擬投票…ア・リーグはジャッジが1位

 MLB公式は2日(日本時間3日)、今シーズン2度目の模擬MVP投票の結果を発表した。ドジャース・大谷翔平投手が1位票を31集め、ナ・リーグで1位となった。同メディアは「彼は再び満票でのMVP受賞に向かって突き進んでいるかもしれない」と称賛を止めない。

 識者41人が今季のここまでの活躍、今後を占って投票するこの企画。MLB公式は「今季開幕から24試合で打率.260、本塁打6本、OPS.834と、昨季の歴史的な『50本塁打&50盗塁』と比べるとやや物足りなく感じられた」と序盤を振り返りながらも「その後、打率.316、本塁打16本、OPS1.196という成績はどうだろう? 現在の22本塁打はナ・リーグトップで、OPS1.045はリーグ2位(1日/同2日時点)」と、一気に好調になったことが1位の理由とした。

 そして「さらに投手としての復帰も順調に見える今、彼は再び満票でのMVP受賞に向かって突き進んでいるかもしれない」と、二刀流復活がさらにブーストをかけるのでは、と見ているようだ。

 大谷は5月25日(同26日)、敵地でのメッツ戦前に641日ぶりの打者相手の登板となるライブBPに登板。22球を投げて最速97マイル(156.1キロ)を計測した。31日(同6月1日)に2度目の登板を行い、2イニングを想定して29球。最速97マイル(約156.1キロ)をマークするなど、順調に投手としても仕上がっている。

 大谷が今季もMVPを受賞すれば、エンゼルス時代を含めて通算4度目の戴冠となる。すでに通算受賞回数で歴代2位タイとなっており、4回なら単独2位に浮上。1位のバリー・ボンズ(7回)の更新も視野に入ってくる。

 ナ・リーグの2位にはカブスのピート・クロウ=アームストロング外野手、3位にはドジャースのフレディ・フリーマン内野手が入った。一方でア・リーグの1位には、1位票を40集めたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が君臨している。

(Full-Count編集部)

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