大谷翔平、同点犠飛で生んだ“1/14” NY記者は落胆…23号直後に生んだ初の記録

ディアスは開幕から13セーブ機会で全て成功も
【MLB】ドジャース ー メッツ(日本時間3日・ロサンゼルス)
千両役者の活躍だ。ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地でのメッツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。9回に試合を振り出しに戻す同点の犠飛を放った。NY記者は難攻不落の守護神が喫した“今季初”に肩を落とした。
大谷は0-2の7回2死で迎えた第4打席、クラニックの初球のカーブを完璧に捉えた。打った瞬間に確信した一発は右翼席に着弾。打球初速113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離424フィート(約129.2メートル)、角度38度の一発で今季23号。メジャートップに並んだ。
そのまま1点差のまま9回に突入。メッツは今季2勝0敗13セーブのエドウィン・ディアスに最後を託した。対するドジャースは先頭のエドマンが右前打で出塁すると、すかさず二盗に成功。1死からキム・ヘソンの内野安打で一、三塁として大谷に打席が回った。
カウント1-1からの3球目、大谷は内角99.9マイル(約160キロ)の直球を振り抜いた。打球はぐんぐん伸び、左翼ウオーニング・トラックまで届いたものの惜しくも柵越えとはならず。それでも、三塁走者が悠々生還し、試合は同点となった。
MLB公式のメッツ番、アンソニー・ディコモ記者は試合が同点になると自身のX(旧ツイッター)を更新。「エドウィン・ディアスが今季初のセーブ失敗。開幕から13連続セーブ成功の後に崩れた」とし、ドジャースの一連の攻撃が右腕に“初”をつけたことを紹介した。
(Full-Count編集部)