大谷翔平、23号確信弾で樹立した史上初 揺るぎない“最強の1番”…メジャー唯一の領域に

メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

MLB公式のサラ・ラングス記者が紹介

【MLB】メッツ 4ー3 ドジャース(日本時間3日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地で行われたメッツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、7回の第4打席にメジャートップに並ぶ23号ソロを放った。年間62本塁打ペースまで上昇した異次元の打棒により、メジャーリーグ史上最多の記録を打ち立てたようだ。

 大谷は0-2の7回2死で迎えた第4打席、クラニックの初球のカーブを捉えた。打った瞬間に確信する一発は、打球初速113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離424フィート(約129.2メートル)、角度38度で右翼席に飛び込んだ。

 今季23号とし、本塁打数はカル・ローリー(マリナーズ)に並び両リーグトップに再び並んだ。さらにMLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「チーム最初の60試合で1番打者が放った本塁打数」のランキングを公開した。「2025年のショウヘイ・オオタニ:23 1996年のブレイディ・アンダーソン:20 2024年のガナー・ヘンダーソン:19」とし、最初の60試合で放った23本塁打はメジャー新記録になったという。

 大谷は昨年からドジャースに加入し、当初はムーキー・ベッツ内野手の後ろを打つ2番打者を務めていた。しかし、ベッツが6月に死球による骨折で離脱すると、以降は1番が定位置に。ベッツ復帰後も今季も、引き続き1番を打っている。“最強のリードオフ”として今季も様々な記録を打ち立てそうだ。

(Full-Count編集部)

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