MLB視聴者が日米で大幅増「大谷らがファンを魅了」 NHKは1試合平均270万人…過去最高更新見込み

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

「大谷やジャッジといったスター選手たちの活躍がファンを魅了している」

 MLB機構は3日(日本時間4日)、今季のMLBの視聴者数が米国と日本、ストリーミング配信において大幅に増加していることを発表した。大谷翔平投手やアーロン・ジャッジ外野手の活躍もあり、シーズンが2か月以上経過した時点で、FOX、ESPN、米TBSはMLB中継において前年比で2桁の視聴率増加を記録。日本のNHK、MLB.TVでの配信も大きく視聴数が伸びていると発表された。

 リリースでは「試合をよりエンターテインメント性の高いものにしたルール変更に加え、MVPの大谷翔平やアーロン・ジャッジといったスター選手たちの活躍がファンを魅了しているためです」と理由が説明された。

 FOXでのMLB中継は昨年比で+10%となり、1試合あたり平均184.1万人が視聴。ESPNは昨年比+22%で、1試合あたり平均174万人が視聴しており、これは2017年以来、同局で最も視聴されているシーズンとなっているという。

 日本においては、NHKでのMLB視聴率が前年比+22%を記録し、平均視聴者数は270万人。NHKでのMLB中継は、レギュラーシーズンとして過去最高の視聴数になる見込みで、2021年から5年連続での視聴者増になるという。

 また、MLB.TVでのストリーミング配信は、2024年比で+27%と、昨年を上回るペースで推移。2024年はサービス史上最多視聴のシーズンだったが、それをさらに上回る勢いとなっている。6月2日(同3日)までの試合で、MLB.TVの総視聴時間はすでに75億分を超えた。

(Full-Count編集部)

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