ド軍電撃加入も1日でマイナー降格 ロッカーは同僚剛腕に早変わり…25歳右腕の悲哀

マリナーズから加入のクラインは登板機会なしでマイナー降格に
【MLB】ドジャース ー メッツ(日本時間4日・ロサンゼルス)
何とも厳しい世界だ。ドジャースは3日(日本時間4日)に通算239登板のホセ・ウレーニャ投手を獲得したことを受け、ウォル・クライン投手をマイナー降格。2日(同3日)にマリナーズからトレードで獲得したばかりだった。
前日2日(同3日)の試合前、25歳のクラインはマリナーズのダッフルバックからグラブなどの野球道具をロッカー内にセット。“クラビー”と呼ばれる球団スタッフから施設内の説明を受けていた。新天地でやってやるぞ――。そんな思いがあったはずだ。だが……。
ブルペン待機となった2日(同3日)の本拠地・メッツ戦は登板機会なし。その実力を試す機会もなく、オプション降格となった。クラインが使っていたロッカーには、負傷者リストから復帰を目指す剛腕マイケル・コペックが使っていた。
現在、ドジャースは15投手が負傷者リスト入りしている。ドジャースタジアム内のロッカーの入れ替わりは激しいが、山本由伸ら主力投手や野手陣と共にフリーマンの長男・チャーリーくんは不動となっている。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)