菅野智之、7回1失点で5勝目の権利 チーム最多の6度目のQS、最下位の中で孤軍奮闘

5勝目かけて先発
【MLB】マリナーズ ー オリオールズ(日本時間4日・シアトル)
オリオールズの菅野智之投手が3日(日本時間4日)、敵地で行われたマリナーズ戦に5勝目をかけて先発。7回まで1失点という安定感抜群の投球で、勝利投手の権利を得て降板した。チーム最多の6度目のクオリティ・スタートを達成した。
1点をリードした初回は、打たせて取る投球で3者凡退という盤石の立ち上がり。2回にはドジャースの大谷翔平投手と並びメジャー1位の23本塁打を放っているローリーからスプリットで空振り三振。続くアロザレーナも遊ゴロに打ちった。2死からテレズに同点ソロを浴びたが、崩れず後続を断った。
3回から5回までは二塁を踏ませない投球で、味方も5回に勝ち越し。6回は連打を浴びて無死一、二塁のピンチを背負うも、ロドリゲスを三振、ローリーを併殺に仕留めて無失点で切り抜けた。7回は三者凡退に抑えた。7回90球で5安打1四球、5奪三振という内容だった。
35歳でメジャー挑戦となった今季は11試合登板で4勝3敗、防御率3.23と奮闘。前回登板の5月27日(同28日)のカージナルス戦では5回1/3を投げ3失点で勝利投手の権利を手に降板したが、救援陣が崩れて5勝目はお預けとなっていた。
(Full-Count編集部)