ド軍の激勝に見えた「跳ね返す力」 指揮官ご満悦も…先発左腕には「本調子でない」

ロバーツ監督が感じた「逆境を跳ね返す力」
【MLB】ドジャース 6ー5 メッツ(日本時間4日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地のメッツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打2四球だった。2試合ぶりの無安打に終わったが、チームは延長10回にフリーマンの決勝打でサヨナラ勝ちを飾り、連敗を2で止めた。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「全員の逆境を跳ね返す力が見られてよかった」と笑顔を見せた。
この日は先発したカーショーから6投手を継投した。カーショーは今季4登板目でも勝ち星とはならず「今夜のように彼のカーブがストライクに入らないことは、ほとんどないことだ。左打者に1球いいカーブがあったと思う。それ以外はほとんどが有効ではなかった。クレイトンらしくなかった」とため息を漏らした。
さらに「スライダーが本調子ではない。本人も三振を取れないことにもどかしさを感じているだろう。彼も必死で闘っている。今回の数試合以前のように楽な登板にはなっていない。今後も努力し続けて戦い続けるだけ。当然、我々は彼を起用し続ける」と復活を期待した。また、指揮官は「ブルペンが貴重なイニングをカバーしてくれた」と納得の表情で話した。
初回に8号2ラン、9回には同点に追いつく9号ソロを放ったマンシーには「マックス(マンシー)はここ30日ほど本当に調子を上げている。今日は大きな場面で複数本のヒットが出た。どのヒットも(勝利には)欠かせなかった」と絶賛した。延長10回までもつれた一戦には「全員の逆境を跳ね返す力が見られてよかった」とご満悦な様子だった。
(Full-Count編集部)