フリーマン、劇的サヨナラ打も…心から感謝する同僚2人の活躍「彼がいなかったら」

劇的なサヨナラ二塁打
【MLB】ドジャース 6ー5 メッツ(日本時間4日・ロサンゼルス)
劇的な一打だった。ドジャースは3日(日本時間4日)、本拠地でメッツと対戦し、延長の末にサヨナラ勝ち。激戦に終止符を打つ決勝打を放ったフレディ・フリーマン内野手は「そして言うまでもなくマックス(マンシー)」と自身の一打よりも同僚を称えた。
先発のカーショーは5回途中6安打5失点(自責3)と振るわず、中盤に逆転を許した。しかし、9回にマンシーの起死回生となる9号同点弾が飛び出し、試合は延長へ突入した。
延長10回に大谷は申告敬遠で勝負を避けられたが、フリーマンが左翼へのサヨナラ二塁打で勝負を決めた。この一打を「球を打ち上げられれば、と思っていた。ゴロを打って併殺されないことが大切だった」と振り返った。
これで現役トップタイのキャリア14度目のサヨナラ打。「どの勝利も大きいが、特にここ2試合のことがあったので」と語り、延長の末に3-4で敗れた前日の悔しさが原動力となった。続けて「ベン(カスペリアス)を評価したい。カーシュ(カーショー)の後を継いでのあのピッチングはとても大きかった。そして言うまでもなくマックス(マンシー)。彼がいなかったら今この状況には、ない」と、同僚の活躍をねぎらった。
マンシーについては「彼はここ1か月くらい好調だ。以前のマックスのように見える」と復活を感じた様子。さらに「下位打線にはアンディ(パヘス)もいて、すでにうちの打線はかなり層が厚い。(キム)へソンも下位でかき回してくれている」と語った。
初回にも先制の右翼線への適時二塁打を放ち、この日は5打数2安打2打点。ここまでOPS1.061は大谷を上回りナ・リーグトップと、チームの大黒柱として頼もしい活躍を続けている。
(Full-Count編集部)