37歳カーショー「もっといい投球をしないといけない」 4度目の先発も勝利ならず

メッツ戦に先発したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
メッツ戦に先発したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

4回2/3を5失点で逆転許す

【MLB】ドジャース 6ー5 メッツ(日本時間4日・ロサンゼルス)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのメッツ戦に先発。5回途中6安打5失点(自責3)と振るわず、試合後には「もっといい投球をしないといけない」と語った。

 この日は初回にアロンソの適時打を浴びて先制を許すも、直後に味方が4得点で援護。しかし、3回にソトに11号2ランを浴びると、5回にもアロンソとニモに連続適時打を浴びて逆転を許した。4回2/3を6安打3死球、2奪三振だった。

 試合後には「いい球を十分投げることができなかった」と振り返った。「チームがいい戦いをしてくれたし、私を助けてくれた。大きな勝利だ。フレディ(フリーマン)が大事な場面で打ってくれて、マンシーも2本打ってくれた」と同僚を称えつつ「でも、私はもっといい投球をしないといけない」と自身の投球内容に満足していない様子だった。

 通算212勝を誇る左腕も、今季は4試合目の先発でも初勝利は遠い。防御率5.17という成績に「良かったり。悪かったり。10球、11球連続いい投球ができても、何球も悪い球を投げてしまい(結果的に)打たれてしまっている。試合を通じてやらないといけない。私ならできると思うし、そうする。でも、早くしないとね」と胸中を明かした。

 37歳という年齢的な影響については「身体的はグレートだよ。年寄りのように感じないし、肩の調子もいい。だから、言い訳をすることはできない」と語り、18年目のシーズンでの奮起を誓った。

 デーブ・ロバーツ監督は試合後、カーショーについて「私は彼がどこまで投げられるかについて現実的でなければならないと思う。それに基づいて、チームが勝つために最も可能性が高くなるよう起用したい」とコメント。「彼が6回や7回まで投げてくれることは期待されていない」としつつ「私は彼に賭ける。彼には経験と強い意志があって、チームを勝てる状況においてくれる何かがある」とその経験と実績を高く評価。今後も先発として起用を続けることを示唆した。

(Full-Count編集部)

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