「セ・リーグ全敗」に歓喜と落胆 交流戦2日目で“珍事”発生「パ・リーグ恐るべし……」

ヤクルト・高津臣吾監督、巨人・阿部慎之助監督、阪神・藤川球児監督(左から)【写真:小池義弘、産経新聞社】
ヤクルト・高津臣吾監督、巨人・阿部慎之助監督、阪神・藤川球児監督(左から)【写真:小池義弘、産経新聞社】

日本生命セ・パ交流戦

 日本生命セ・パ交流戦が4日、パ・リーグ本拠地で6試合が行われた。いずれもホームのパ6球団が勝利する結果となり、「セ・リーグ全敗やばいやろ」「セ・リーグあかんな……」などと、「セ・リーグ」がX(旧ツイッター)のトレンド入りする事態となった。

 交流戦初日は、パ・リーグでは西武とソフトバンクが勝利し、リーグ別では2勝3敗(ロッテ-巨人は雨天中止)だった。しかし一転して4日は、序盤からパ・リーグが圧倒する。ソフトバンクは2回に4点を奪うと、その後も追加点を重ねて8回までに8得点。オリックスは4回に6得点、ロッテは3回までに5点を記録した。

 西武-ヤクルトは一進一退の攻防が繰り広げられたが、4-2で西武が勝利。日本ハムは阪神の佐藤輝明内野手に1試合2本塁打を打たれたものの、5-4で辛勝した。終盤まで分からない展開だったのがこの2試合だが、阪神とヤクルトが劣勢になると、Xでは「セ・リーグ全敗」がSNS上のタイムラインを踊った。

 そして全試合が終了してセ・リーグ全敗が確定すると、さらに盛り上がることになる。セ・リーグ球団のファンからは「負けたけど痛み分けでまぁいいっか笑」「セ弱いな……」「パ・リーグ恐るべし…」「セ・リーグ全敗だれも損しなくてくさ」「セ・リーグ全敗してるから許す」などと、ゲーム差がつかずに安堵する声も多かった。

 一方でパ・リーグファンからは「交流戦は結局負けられない地獄」「ロッテ勝っても縮まらない……」「パ・リーグ全勝ちっぽくて草なんだ」「パ・リーグ全球団勝ったら意味ないねん」「パ・リーグファンの総意『セ・リーグ仕事しろ』」などと、素直に喜べない声も寄せられた。

(Full-Count編集部)

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