一体どうしたMLB!? 大谷翔平だけ異例の「0」、一夜明けても謎に包まれた数値

「Home Run Report」は飛距離で並べず…
【MLB】メッツ 4ー3 ドジャース(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地メッツ戦の7回、第4打席で23号ソロを放った。打った瞬間に確信した一発は飛距離424フィート(129.2メートル)とされたが、のちほど“訂正”。もっとも、一夜明けても正確な数字は算出されておらず、MLB公式SNSの「Home Run Report」では大谷だけ“特別扱い”になっている。
0-2の7回2死で迎えた第4打席、クラニックの初球のカーブを強振。大谷は打った瞬間に確信したのか、何度もうなずきながらダイヤモンドを一周した。MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」では、打球初速113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離424フィート(約129.2メートル)、角度38度と測定された豪快弾。しかし、試合後にはなぜか飛距離の欄が空白になった。
一夜経っても大谷の飛距離は更新されず。すると、前日の本塁打の飛距離を集計して3D映像で順番に紹介する「Home Run Report」は、大谷だけ“飛距離ゼロ”として打球速度だけを掲載。まさかの“最下位”扱いとなった。
大谷は4月17日(同18日)の本拠地ロッキーズ戦で初回に放った本塁打が、一度は飛距離427フィート(約130メートル)と発表されたものの、その後448フィート(約136.6メートル)に訂正された。同僚からも「もっと飛んでる」と指摘されることが多い大谷の本塁打。またしても、最新データシステムすらも“破壊”してしまったのか。