「オオタニがMLBを救っている」 世界を潤すスター性…1000億円契約でも「破格」

ESPNは前年比22%増…NHKも視聴率が22%アップ
球界の好景気を大谷翔平が支えている? MLB機構は3日(日本時間4日)、今季のMLBの視聴者数が米国と日本、ストリーミング配信において大幅に増加していることを発表した。大手プラットフォームが爆増する結果となり、「間違いなく視聴者の増加はショウヘイ・オオタニの影響」と米ファンも驚いている。
MLBのリリースによると、FOXでのMLB中継は昨年比で+10%、1試合あたり平均184.1万人が視聴。ESPNは昨年比+22%で、1試合あたり平均174万人が視聴し、これは2017年以来、同局で最も視聴されているシーズンとなっている。また、MLB.TVでのストリーミング配信は2024年比で+27%。サービス史上最多視聴を記録した2024年シーズンを上回るペース。6月2日(同3日)までの試合で、MLB.TVの総視聴時間はすでに75億分を超えたとも発表された。
さらに日本においては、NHKでのMLB視聴率が前年比+22%を記録し、平均視聴者数は270万人。NHKでのMLB中継は、レギュラーシーズンとして過去最高の視聴数になる見込みで、2021年から5年連続での視聴者増になるという。
リリースでは「試合をよりエンターテインメント性の高いものにしたルール変更に加え、MVPのショウヘイ・オオタニやアーロン・ジャッジといったスター選手たちの活躍がファンを魅了しているためです」と説明されたように、やはり球界屈指の人気を誇る大谷の影響力が大きいのは否定しようがない事実だろう。
MLBの“好景気”に米ファンも「オオタニがMLBを救っている」「間違いなく視聴者の増加はショウヘイ・オオタニの影響」「オオタニを批判する人は野球が嫌いな人なんだろう」「ショウヘイの7億ドル(約999億円)は破格の契約だ」「日本人が押し寄せてることは球界にとっていいことだ」「地球上最高のスポーツが成功を収めている」などとコメントが寄せられた。
(Full-Count編集部)