大谷翔平、ジャッジに断トツの「64」 驚異のペースで独走…45年ぶり“球団新”も射程に

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

現代野球では未知の領域へ

 ライバルの最強打者を引き離し、驚異的なペースを記録している。ドジャースの大谷翔平投手は今季ここまでメジャー最多の64得点をマーク。各指標や成績でトップを競うヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手を大きく引き離し、球団記録も更新するペースだ。

 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は4日(日本時間5日)、SNSに今季のメジャーリーグの得点数を投稿。大谷が64得点で断トツで、打率やOPSなどでは大谷を上回る2位ジャッジの55得点を大きく上回っている。3位にはカブスのピート・クロウ=アームストロング外野手の48得点が続く。大谷は今季1番打者で固定されていることもあり、その効果を大きく発揮している形だ。

 シーズン162試合で換算すると169.69得点のペースで、ドジャースの球団記録であるハブ・コリンズ(1980年)の148得点を大きく更新する勢い。大谷「54本塁打&59盗塁」という前人未踏の記録を達成した昨季はドジャースの歴代9位タイの134得点を挙げており、昨年の自分自身を大きく超えることが予想される。

 メジャーリーグのシーズン得点記録はビリー・ハミルトン(1894年)の198で、他の上位は1930年代以前に記録されている。ファンからは「これは非常に価値のある指標だ。なぜなら、出塁したら後続が打っているということだからだ」「球界最高の選手」「2000年にジェフ・バグウェルが記録した152が射程圏内だ」などの声が上がっている。

(Full-Count編集部)

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