2度の戦力外から「マジ救世主すぎる」 絶体絶命断ち切る“魔球”が「キレキレやん」

楽天・加治屋蓮【写真:古川剛伊】
楽天・加治屋蓮【写真:古川剛伊】

加治屋が3-1の9回2死満塁から登板、オースティンをK斬りで移籍後初S

■楽天 3ー1 DeNA(4日・楽天モバイルパーク)

 楽天の加治屋蓮投手が、4日に楽天モバイルパークで行われたDeNA戦で2年ぶり、移籍後初となるセーブを挙げた。2度の戦力外を経てたどり着いた新天地で、存在感は増すばかり。ファンも「加治屋楽天に来てくれてありがとう」「マジで救世主すぎる」と最敬礼だ。

 3-0の9回にマウンドに上がったのは藤平だった。しかし制球が定まらず、2死満塁から押し出し四球で1点を奪われたところで加治屋の名前がコールされた。打席に迎えるのは昨季首位打者のオースティン。大ピンチにも顔色ひとつ変えず、カウント1-2からの4球目、144キロフォークで空振り三振を奪った。

 2013年ドラフト1位で入団したソフトバンクを2020年限りで戦力外となり、阪神へ。昨季13試合で防御率4.50にとどまり、自身2度目の戦力外通告を受けた。しかし今季は21登板で1勝0敗7ホールド、防御率1.86と見事に“復活”。救援陣の中でも欠かせない存在となっている。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが「超火消し」として映像を公開すると「キレキレやん」「初球のカットボールエグイな」「オースティン斬ったのえぐい」「加治屋に助けられてるわ本当に」「マジチームを救った」「全チームはこの人を戦力外になぜしたんだろう?」「ちな虎 加冶屋が同点満塁から投げる位信頼してもらってて感動」など喜ぶコメントが並んだ。

【実際の映像】「キレキレやん」 2度も戦力外になったとは思えない…首位打者斬りの初S

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