ロッテ、13安打8得点で逆転勝ち 楽天は水上V打で接戦を制す…5日のパ主催ファーム

オイシックス戦に出場したロッテ・愛斗【画像:パーソル パ・リーグTV】
オイシックス戦に出場したロッテ・愛斗【画像:パーソル パ・リーグTV】

ロッテ先発・横山は立ち上がりに崩れ3回5安打4失点

 ロッテ2軍は5日、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ、オイシックス戦に8対5で勝利した。先発・横山陸人投手は初回、安打と死球などで2死一、三塁から、中山翔太外野手の2点適時二塁打と知念大成外野手の6号2ランで4点を失う。2、3回は安打を許しながらも得点は与えず、3回55球5安打2死球3奪三振4失点でマウンドを降りた。

 打線は初回、愛斗外野手が安打で出塁すると、グレゴリー・ポランコ外野手の2号2ランで2点を返す。さらに4回、大下誠一郎内野手、柿沼友哉捕手の連打で無死一、三塁から、松石信八内野手が適時打を放ち、1点差まで詰め寄った。

 4回からは、東妻勇輔投手、岩下大輝投手、澤田圭佑投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。すると6回、大下、松川虎生捕手、松石の3連打で無死満塁の好機を演出し、立松由宇内野手のゴロと愛斗の犠飛の間にそれぞれ1点を奪い、勝ち越しに成功。7回は澤田が走者を出しながらも後続を断った。

 7回には、宮崎竜成内野手の適時二塁打と敵失で3点を追加。8回は澤村拓一投手が3者凡退でつなぐと、9回は中村稔弥投手が無死一、三塁のピンチを招き、捕逸の間に1点を失うもリードは守りきった。

 澤田が2回24球無安打無四死球5奪三振無失点の好投で今季イースタン初勝利。打っては藤田和樹外野手、大下、柿沼、松石が2安打をマークするなど13安打で8得点を挙げ、連勝を飾った。

楽天は8回の1イニングを無失点の日當が“今季初勝利”

 楽天2軍は、森林どりスタジアム泉で行われた同DeNA戦に4対3で勝利した。先発・古謝樹投手は2回、西巻賢二内野手に1号ソロを許すと、3回には安打と四球で無死一、二塁から、東妻純平捕手の適時二塁打で1点を失う。以降は走者を出しながらも要所を締め、6回94球7安打4四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。

 打線は3回、吉野創士外野手が二塁打で出塁し、武藤敦貴外野手の適時打で1点を返す。さらに武藤の連続盗塁で三塁へ進み、青野拓海内野手の犠飛で試合を振り出しに戻す。

 7回からは、ニック・ターリー投手、日當直喜投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、8回に四球と代打・岡島豪郎外野手の安打などで、無死満塁の好機を演出。ここで、水上桂捕手が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。最終9回は泰勝利投手が西巻に2号ソロを浴びるも、リードは守りきった。日當が今季イースタン初勝利、打線は吉野が3安打をマークしている。

(「パ・リーグ インサイト」薗田陽和)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY