ロッテ、劇的な押し出し死球で巨人に連勝 鷹は交流戦3連勝スタート、5日パ結果

サヨナラ勝利に喜ぶロッテ・高部瑛斗(左)と山本大斗【写真:パーソル パ・リーグTV】
サヨナラ勝利に喜ぶロッテ・高部瑛斗(左)と山本大斗【写真:パーソル パ・リーグTV】

オリックスのエスピノーザは今季初勝利

 パーソル パ・リーグ公式戦が4日、6試合が行われた。交流戦3日目はカード勝敗が分かれる結果となった。

 ロッテはZOZOマリンスタジアムで行われた巨人戦に2-1で勝利した。藤原恭大外野手の2号ソロで先制。先発・種市篤暉投手は8回1失点の力投で試合を作った。打線は山崎伊織投手の前に沈黙したが、10回裏に山本大斗外野手の安打と敵失から好機を広げ、高部瑛斗外野手の押し出し死球でサヨナラ勝ち。5月23日以来の連勝、カード勝ち越しは4月27日以来。交流戦は連勝スタートとなった。

 ソフトバンクはみずほPayPayドームで行われた中日戦に8-4で勝利した。初回に柳町達外野手の適時打、野村勇内野手の3ランで4点先制。先発・大関友久投手は7回無失点の快投で4勝目を挙げた。終盤に救援陣が4失点もリードを守り切り、交流戦初カードを3連勝で締めた。

 西武はベルーナドームで行われたヤクルト戦に1-4で敗れた。先発・菅井信也投手はソロ2発を含む4失点で5回降板。打線は4回に1点を返すも、反撃はその1点のみ。佐々木健投手、田村伊知郎投手ら救援陣は無失点でつなぐも、打線が散発2安打に終わった。

 楽天はヨーク開成山で行われたDeNA戦に0-5で敗戦。先発・瀧中瞭太投手は2回に3失点するも、6回2/3を2自責点の粘投を見せた。しかし打線は6回まで3安打と沈黙。7回に好機を作るも無得点に終わった。完封負けを喫し、カード負け越しとなった。

 日本ハムはエスコンフィールドで行われた阪神戦に1-7で敗れた。先発・細野晴希投手は初回に押し出しと適時打で2失点、5回にも2点を失い4失点で降板。救援陣も8回に佐藤輝明内野手の今季16号、通算100号を含む3失点。打線は石井一成内野手の適時打で1点を返すも、反撃及ばなかった。

 オリックスは京セラドームで行われた広島戦に4-3で辛勝した。初回に杉澤龍外野手の2点適時二塁打で先制。2回に同点とされ、4回に勝ち越されたが、5回に西川龍馬外野手の犠飛と頓宮裕真捕手の適時打で逆転。先発のアンダーソン・エスピノーザ投手は5回2/3回を3失点で今季初勝利。終盤はリリーフ陣が1点差を守り切った。杉澤はプロ初打点含む2打点と活躍した。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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