ロバーツ監督、1点止まりの打線に苦言「一歩遅れている」 元エ軍右腕にお手上げ

試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督「内外角をうまく使って同じ攻め方を繰り返さない」

【MLB】メッツ 6ー1 ドジャース(日本時間5日・ロサンゼルス)

 ドジャースは4日(日本時間5日)、本拠地のメッツ戦で1-6で完敗した。デーブ・ロバーツ監督は「正直なところ今夜に限ったことではない。過去の2シリーズを通して、彼ら(メッツ)に本当に良い投球をされている。配球やタイミングも良い。こちらが一歩遅れている」と悔しさをにじませた。

 大谷翔平は4試合ぶりのマルチ安打。パヘスは12号ソロを含む3安打と気を吐いたが、打線がつながらなかった。3点を追う7回1死一、二塁ではラッシング、エンリケ・ヘルナンデスが連続三振。ロバーツ監督は「失投が来ても捉えることができていない。いい投球をされたので、相手投手陣を褒めるべきしょうね」とお手上げ。

 メッツ打線を上回る6安打を放ったが、1得点にとどまった。「ストライクゾーンに速球をあまり投げてこない。ゾーンに入ってくるのは変化球だ。内外角をうまく使って同じ攻め方を繰り返さない。非常にうまくやっている」と悔やんだ。

 5日(同6日)のカード最終戦では左腕・ピーターソンと対戦する。5月24日(同25日)に対戦し、8回途中5安打2失点に封じられた。「前回も我々にいい投球をしていた。今回はしっかり打ち崩さないといけない」と語気を強めた。

 途中交代したフリーマンは「大丈夫。明日は休ませるが、予定通りだ」とし、欠場したエドマンについては「明日は二塁で出場予定だ」。打線の奮起に期待したいところだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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