阪神・佐藤輝明が通算100号達成 2試合連発の豪快弾…キング独走の16号に騒然

日本ハム戦に「4番・右翼」で先発出場
■日本ハム ー 阪神(5日・エスコンフィールド)
阪神・佐藤輝明内野手が5日、エスコンフィールドで行われた日本ハム戦の8回に今季16号を放った。この一発でプロ通算100号を達成。高い弾道を描いての豪快アーチに敵地も騒然とした。
北の地に豪快アーチをかけた。「4番・右翼」で先発した佐藤輝は第3打席までノーヒットだったが、4-0で迎えた8回の第4打席、カウント0-1から福谷浩司投手の甘く入ったスライダーを完璧に振り抜いた。打った瞬間に確信する一発は、大きな弧を描いて右翼席上段に着弾した。
前日の同カードでは、“片手一本”で加藤貴之投手から14号を放つと、8回の第4打席は河野竜生投手からバックスクリーン左へ飛び込む15号。今季3度目の1試合2本塁打と大暴れを見せ、プロ野球通算99号としていた。リーチをかけた翌日に、節目の100号に乗せた。
2020年ドラフト1位指名で阪神に入団。1年目から24本塁打を記録すると、20本、24本と3年連続で20本塁打以上を放った。昨季は2軍降格も経験して自己最少の16発にとどまったが、今季は開幕からアーチを量産。両リーグ最速で2桁本塁打に到達し、早くも昨季に並ぶ16本を叩き込んだ。