大谷翔平とロバーツ監督の“強固な絆”　日本ではお目にかかれない「良い関係」

ロバーツ監督「これは娘さんの最初の車になる」

　関係性に笑顔が広がった。ドジャース・大谷翔平投手が4日（日本時間5日）、デーブ・ロバーツ監督から愛娘へのプレゼントをもらった。小さなピンクのポルシェを目にして大谷は大爆笑。ファンは、選手と指揮官という枠を超えた大谷とロバーツ監督の“信頼関係”にぐっときたようだ。

　監督室に急きょ呼ばれた大谷の前に、子ども用のピンクのポルシェが置かれていた。Tシャツにユニホームのパンツ姿で姿を見せた大谷は、不思議そうな表情で部屋へ。するとロバーツ監督が「君にプレゼントがある！　実際には君の娘にだ」という言葉とともに車を見つけると大笑い。「娘にですか？　ありがとうございます」と白い歯を見せた。この日の試合前、ドジャース公式SNSが微笑ましいやり取りを公開した。

　ロバーツ監督のサプライズは妻との共同で行ったようだ。「これは娘さんの最初の車になる」「悪くないでしょ？　リモコンで操縦できるし」と続けると、大谷は大爆笑。「何かまずいことをしてしまったのかと思った。何か問題を起こしてしまったのかと」「素晴らしいです。ありがとう」と応じ、新車とともに記念撮影を楽しんでいた。

　大谷は2023年12月にドジャースに加入。ロバーツ監督とはずっと仲良く過ごしてきた。昨年5月に大谷が日本出身選手による通算本塁打の球団記録を更新した際、ロバーツ監督が車を欲しいとリクエストすると、大谷はピンクのポルシェのミニカーをプレゼントした。さらに今年2月には、駐車場にあったロバーツ監督の愛車のポルシェを、大谷がおもちゃのポルシェと入れ替える“イタズラ”を仕掛けていた。

　もっとも、いくら仲が良いといっても、選手と監督という“上下関係”。少なくとも日本では滅多に見られないような光景だ。それゆえ、「お互いに信頼出来る関係なんだと思う」「いい関係だな」「お互い良い関係が築けてるんだなと」「お互いを尊敬し、愛情を向けているのだろうなぁ」「こっちまで笑顔になる」「本当に素敵すぎる」などと、大谷とロバーツ監督の強固な絆に日本人も感動したようだ。