阪神・石井大智、頭部にライナー直撃 倒れ込み動けず担架で運ばれ交代…甲子園騒然

9回から登板した
■阪神 ー オリックス(6日・甲子園)
阪神・石井大智投手が6日、甲子園でのオリックス戦に9回から登板した。先頭打者が放ったライナーが頭部に直撃。そのまま倒れ込んで立ち上がれず、担架で運ばれて交代となった。
0-0の9回のマウンドにあがった石井は、先頭打者の廣岡大志内野手が放ったピッチャー返しの打球が右側頭部付近に直撃。そのまま頭部を抱えて倒れ込んだ。すぐに藤川球児監督らもマウンドへ集まり、心配そうな表情。石井は起き上がることができず、担架で乗せられて退場した。湯浅がマウンドを引き継いだ。
27歳の石井は四国ILからドラフト8位で入団した5年目右腕。昨季は自己最多の56試合に登板して30ホールドを記録。今季もここまで23試合に登板し、防御率0.36、17ホールド、3セーブと首位独走のチームを支えていた。
石井のマウンドを引き継いだ緊急登板となった湯浅は後続を断ち切り、16試合連続無失点とした。