阪神の5月ベストプレーを掛布雅之氏が厳選 岩崎に期待する“偉業”「200セーブ目指して」

阪神・村上頌樹、才木浩人、岩崎優(左から)【写真:小林靖、矢口亨】
阪神・村上頌樹、才木浩人、岩崎優(左から)【写真:小林靖、矢口亨】

大人気「虎バンチャンネル」で「DIDアワード」開催中

 阪神の戦いを盛り上げるABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では、今年も「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を開催。日本一奪還を目指し、藤川球児監督の指揮で首位を快走する中、5月度ノミネートプレーが5日に発表された。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームで最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める“ミスター・タイガース”こと掛布雅之氏と、ファンの投票により選ぶ賞。5月度の受賞候補としてノミネートされたのは、阪神を支える3投手のプレーだ。

○5月10日の中日戦 村上頌樹投手の自身初マダックス

 7安打を浴びながらも無四球、5奪三振の98球で投手戦を制し、マダックス(100球未満での完封)を達成。昨年はやや調子を落としていた村上だが、今年は「フォームのバランス、力の入れどころ、力を抜く場所」が意識できていると掛布氏は評価する。「いい時の村上らしいストレートが戻ったことで、変化球も生きてきますし、無駄な四球も出しませんし、98球完封は見事ですね」と絶賛した。

○5月17日の広島戦 岩崎優投手の通算100セーブ達成

 2014年に入団した岩崎は、掛布氏が2軍監督時代にも成長を見てきた投手だ。プロ入り当初は先発を務め、その後は中継ぎを経て2022年から抑えを任されてきた。掛布氏は「ピンチの時も表情一つ変えずに、リズムも変えずに、岩崎らしいストレートを投げ切るのが100セーブにつながった」と評価。通算243セーブ、163ホールドを記録した藤川監督を挙げて「できれば200セーブするくらいの気持ちで現役を長く続けてもらいたい」と期待を込めた。

○5月20日の巨人戦 才木浩人投手の今季初完封勝利

 序盤のリードを守り抜き、6奪三振、2四球、5安打の内容で巨人打線を封じた才木。この投球に掛布氏は「相手をねじ伏せる力強いストレート、見事なピッチング」と賛辞を贈った。一方で課題として、昨年の終盤にスタミナが切れていたことに言及。「私も優勝がかかった時の才木のピッチングに期待している1人」と述べ、エース格として今後のさらなる活躍を求めた。

 投票は、番組公式X(旧ツイッター)や「虎バンチャンネル」で公開中のノミネート動画概要欄から応募フォームにアクセスし、ノミネートされた上記3つのプレーから受賞にふさわしいと思うものを選ぶだけ。投票締切は6月12日午後11時59分で、結果は後日、掛布氏が発表する。受賞プレーを当てた人から抽選で、受賞選手の直筆サインボールが5人、7月29日広島戦の観戦チケットが5組10人に贈られる。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○ノミネートプレーが発表されたYouTube番組はこちら https://youtu.be/xyHq-PSNnxs?si=BYk25jBuBgglILt0
○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/
○番組公式X:https://x.com/abc_toraban/status/1930582038874083376

【実際の映像】5月に甲子園を沸かせた3つのプレーを掛布雅之氏が厳選

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