中日ドラ1に厳しい現実「2/24」 防御率2.63と奮闘も…不運の左腕にファン嘆き「救いたい」

先発した中日・金丸夢斗【写真:古川剛伊】
先発した中日・金丸夢斗【写真:古川剛伊】

好投しても遠いプロ初勝利

■ソフトバンク 8ー4 中日(5日・みずほPayPayドーム)

 大物新人のプロ初勝利が遠い。中日のドラフト1位新人、金丸夢斗投手が5日のソフトバンクとの交流戦で4度目の先発に臨むも、立ち上がりを攻められ2敗目を喫した。ただ、これまで計24イニングを投げて援護が2点のみという状況に、ファンからは同情の声も目立つ。

 5日は、初回の立ち上がりで先頭の周東に左前打を浴びると、1死から柳町に右中間を破られる適時二塁打で先制された。さらに2死一、三塁で野村に3ランを浴び、いきなり4失点。2回以降は立ち直り、5回には上位打線から3者連続三振を奪うなど6回4失点だったが、打線の援護はなく2敗目を喫した。

 同日はプロ入り以来ワーストの4失点だったが、その前までの3登板ではいずれも6回を投げ、全て2失点以下と及第点の投球を披露し、ここまで防御率2.63。だが、味方の貧打戦が響き、過去24イニングで援護点は計2点のみ。最近2試合は12イニング連続で援護点なしという孤立無援の投球が続く。

 長年にわたり貧打に悩まされている中日は、今季もここまでチーム打率と得点がリーグワースト。大物新人に勝ちをつけられない状況に、SNSでは「金丸夢斗を救いたい」「プロの洗礼」「いずれ打ってくれます。頑張れ夢斗さん!」「初勝利を!」「良い球投げてるやんかー早う勝たせてやってくれー」「今中の再来。そう思ってる。だからこそ、勝たせたい」「負け投手になろうとも、金丸夢斗ではポジれる!」など応援の声が寄せられている。

【実際の動画】鷹の上位打線を3者連続三振斬り!1年目から期待を感じさせる金丸の剛球

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY